2021.10.04
特別養護老人ホーム藤花
秋晴れの9月末。藤花では避難訓練が実施されました。
今回は日中に地震が起こったという想定で避難訓練を行いました。
もし地震が起きたら、すぐに逃げるのが正解なのか、じっと待つのが正解なのか。扉は開けるのか、窓の近くにいてもいいのか。どこからどう逃げればいいのか。など考えてみると「んー」となる場面が多いです。
もし万が一大きな地震が起きてしまった時はどうしてもパニックになってしまうでしょう。しかし、少しでも冷静な行動ができるように、
あらかじめ「んー」となる場面を想定して避難訓練は本当に大切ですね。
書面で流れをおさらいしていて、いざ訓練本番となると「あれどうやるんだっけ」「どこに連絡すればいいんだっけ」と戸惑ってしまう場面が多くあり、職員同士声を掛け合い、なんとは避難口に集合し避難完了。
もし本当に地震が起きてしまった場合皆さんは冷静に行動できますか?まず何をして、どのように避難して、どこに連絡を取とるのか、
フローチャートの再確認と避難訓練の反復が必要ですね。
そして今回は避難の時に使うスロープの使用法について研修ありました。
シーツで包んで滑り降りでもらうんですが、シーツの包み方によってスピードが出たり、全然滑らなかったり、スロープが急で恐怖感もあるんだなーと感じました。
先日は石川県で震度5の地震があり、ここ藤花でも体に感じる揺れがあったばかりです。実際にこの訓練の成果を使う場面が来ないことが一番ですが、いつ何が起こるかわからない時代です。
もし万が一の事態に備え普段から頭の片隅に留めておこうと改めて考える機会になりました。