2021.01.06
特別養護老人ホーム藤花・荻川
11/24㈫ 藤花荻川でユマニチュード発表会を行いました。
ユマニチュードとは「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱で成り立っており
150もの技法があるそうです。
・見る→水平な高さで正面から近くから長く見つめる。
・話す→頻繁に話しかける。声のトーンは優しく穏やかに。
ポジティブな言葉で尊敬認めた言葉で話す。
・触れる→柔らかく、ゆっくり、なでるように、包み込むように触れる。
・立つ→立位支援を行なう
(身体を持ち上げない、ケアを受けている人に告げない、できるだけ背中に触れない)
藤花荻川では、日々の支援にユマニチュードを取り入れる事で、
どんな成果を得られたか報告し合い、共有していく事になっています。
3名の職員から日々の支援の中でユマニチュードを実践してみた結果を発表してもらいました。
その後に参加者で、配属先のユニットで、どのようにユマニチュードを取り入れられるかをグループワークで話し合いました。
事例を踏まえた話を聞いてみると、入居者様それぞれのレベルに応じた支援内容を
心身の状態を見極めてユマニチュードを上手く取り入れていました。
安心するポジティブな言葉かけの大切さ、ケアさせて頂く側の職員の柔らかな表情、
出会いの時の挨拶、声のトーン、離れる際の「また来ますね」と再会の約束をするなど。
どうやったら上手くコミュニケーションが取れて受け入れてもらえるだろうかと、
入居者様との関係作りに悩む事もありますが、そんな時はユマニチュードを取り入れ
お互いが良い関係を築きながら心地よいと思って頂けるような支援ができるように、
技術を身につけていきたいと思っております。