居宅において介護を受けることが困難な要介護高齢者が入居され、入浴、排泄、食事、その他日常生活上のお手伝い、相談及び援助、機能訓練、健康管理及び療養上のお世話等のサービスを受けることができる介護保険施設です。
原則、要介護3~5の認定を受けた方が入居申込を行うことができます。要介護1または2の認定を受けた方は、居宅において日常生活を営むことについてやむを得ない事由がある場合に、入居申込を受理することができます。
下記法人運営理念を基に、ユニットケアを実践しています。
「ともに」
私たちは、地域の様々なニーズに応え、全ての人がその人らしく、地域で安心して生活できるよう、ご利用者・ご家族・地域の方々・職員が共に支えあい、高め合います。
「ユニットケア」とは、自宅に近い環境の介護施設において、他の入居者や介護スタッフと共同生活をしながら入居者一人一人の個性や生活リズムに応じて暮らしていけるようにサポートする介護手法のことを指します。
特別養護老人ホームなどの介護施設は、常時入居者を見守りながら必要に応じて介護できる体制をとることによって入居者に対して365日24時間体制の安心・安全を実現しています。その一方で、多くの要介護状態の高齢者を介護するという施設の性格上、多くの人を効率的に介護しようとして「集団ケア」にならざるを得ない面がありました。
今後は入居者の尊厳ある生活を保障していくためには、一人一人の個性と生活リズムを尊重した「個別ケア」が求められています。「個別ケア」を実現する一つの手法が「ユニットケア」です。
「ユニットケア」の最大の特徴は入居者個人のプライバシーが守られる「個室」と他の入居者や介護スタッフを交流するための「居間」(共同生活室)があることです。入居者10名前後を一つの「ユニット」として位置づけ、各ユニットに固定配置された顔なじみの介護スタッフが入居者の個性や生活リズムを尊重した暮らしをサポートします。
【居室】
3ユニット(9名、10名、10名)が配置され、全室個室となっています。居室は7~8畳の広さで、エアコン、照明器具、介護ベッド、洗面台が備え付けてあります。居室は入居者様自身のお部屋となりますので、ご自宅での暮らしと同じよう過ごせるように家具などをお持ち込みください。
【共同生活室】
各ユニットに1箇所配置されています。ご自宅におけるリビング(居間)にあたります。家庭的な暮らしを感じていただけるような家具、家電を備え付けています。
【談話コーナー】
各施設、各ユニットに配置しています。気の合う仲間との交流の場、ご面会の方とお話をしていただく場としてご利用ください。
共同生活室(リビング)で召し上がっていただくことを基本としますが、居室等のご希望の場所でも可能です。食事時間は目安として設定していますが、生活リズムに合わせて好きな時間にお召し上がりいただけます。(1日2食をご希望の方にも対応します)
食事は「おいしく、楽しく、食べたいものを食べたいときに」を目標に支援しています。
基本的に週2回入浴または清拭を行います。入浴回数、時間帯、曜日や同性での支援等のご希望に出来る限り対応します。1対1での支援を行いプライバシーに配慮しながらゆったりと入浴していただきます。シャンプー、ボディーソープ等は用意していますが、お好きなものをご用意いただくことも可能です。
お申込みに必要な書類はこちらでダウンロードできます。