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ブログリレー ~特別養護老人ホーム藤花・小阿賀~

2023.07.28

法人本部

認知症サポーターについて

 

特別養護老人ホーム藤花・小阿賀の吉川と申します。今回は認知症サポーターについて少しお話させていただきます。

我が国において数年後には、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。この活動は認知症の人と家族への応援者である認知症サポーターを育成し、認知症になっても安心して暮らせる町づくりを目指しています。

全国キャラバン・メイト連絡協議会では、都道府県、自治体と全国規模の企業・団体等と協催で認知症サポーター養成講座の講師役(キャラバン・メイト)を養成します。養成されたキャラバン・メイトは自治体事務局等と協働して「認知症サポーター養成講座」を開催します。キャラバン・メイトは「認知症サポーター養成講座」を企画・開催し、講師を務めます。

その「認知症サポーター養成講座」(90分)を受講すれば、だれでも認知症サポーターになることができます。受講後にオレンジリングと認知症サポーター証をお渡ししておりますが、このサポーター証の裏には認知症の人への対応心得が書いてあります。

「三ない!」と呼ばれるもので

1驚かせない 2急がせない 3自尊心を傷つけない とあります。

このほかにも「対応7つのポイント」も併記されています

・まずは見守る

・余裕を持って対応する

・声をかけるときは1人で

・後ろから声をかけない

・相手に目線を合わせやさしい口調で

・おだやかにはっきりとした滑舌で

・相手の言葉に耳を傾けてゆっくりと

 

これらのポイントは私共の施設においては日常的に実践が求められている部分であり、定期的に研修等で振り返りを行っております。

皆さんも、近所や外出先で「どうしたのかな?」と思ったら一声かけて、具体的な手助けはできなくとも、その人がしたいことなどを理解してあげるようにしてみてはどうでしょうか。

私も地域貢献活動として、認知症の勉強会を計画することができればと思っております。そして微力ながら地域の皆様のお力になれればと考えています。