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ブログリレー ~特別養護老人ホーム藤花・小阿賀~

2021.02.03

法人本部

今月のブログを担当させていただきます特別養護老人ホーム藤花・小阿賀の吉川と申します。
新天皇陛下が昨年5月1日に御即位され、令和の時代が始まってから1年になろうとしています。

平成17年2月23日の天皇陛下(当時は皇太子殿下)がお誕生日の記者会見で、3歳の愛子様の養育方針についてお話されました。

その中で、ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者のつくった「子ども」という詩を朗読されたことを思い出しました。

 

批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる
笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる
皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる
しかし,激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる
寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる
賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる
フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる
友情を知る 子どもは
親切を おぼえる
安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる
可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる
『あなた自身の社会-スウェーデンの中学教科書-』(川上邦夫訳、新評論)より

 

 

私の子供が同じ年頃だったこともあり、感銘を受けたことを覚えています。

コロナ禍で大変な中で、わたしたちはつい大切な何かを失ってしまいがちですが、「子どもはいつも親の姿を見ています。

 

親は子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある【手本】なのです」とも記してあります。

 

こんな今だからこそ、人と人との絆だったり、愛だったりをゆっくりと考えてみても良いのではないでしょうか。