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ブログリレー ~ショートステイ藤の木の里~
2020.06.22
法人本部
新型コロナウイルス感染予防の取り組み
今月のリレーブログを担当いたします 藤の木の里施設長の吉澤です。
未だ収束の目途が立たない新型コロナウイルスですが、私自身も法人のリスクマネジメントを担当しているため頭を悩ませているところです。
6月に入り新しい生活様式を取り入れた生活を…という事で始まり、先日では県をまたぐ移動も解禁となりましたが改めて新しい生活様式についてこのブログを見てくれているであろう法人の職員さんと一緒に確認していきたいと思います。
さて感染対策として一番に思い出されるワード「3密」ですが、これは密閉、密集、密接という事で、仮に相手の方や自分が感染していたとしても3密に注意することで感染リスクを減らすという意味を持っています。ウイルスについては感染に至るためのウイルス量を1/100まで減らせると感染する確率が下がると言われており、飛沫を吸い込むというイメージの感染についてはやはり3密に注意した方が良いでしょう。
次に意外と話題にならない感染ルートで接触感染があります。これについては感染者がその場に居なくても感染リスクがあるわけで想像力を働かせて気を付けていく必要があります。例えば不特定多数の方が触るドアノブや手すり等が代表されますが、皆さんが日常的に行っているスーパーマーケット等も想像してみてください。店舗によっては症状がある方でも入店している可能性があり、マスクの着用をしていない方もいます。その方が仮に感染者だとして色々な商品を物色しては棚に返していたとしたら…
ここで大切なのはそういう想定をしておく事で触った後に手を洗うや手の消毒をするといったウイルスを減らす対策をしてくださいという事です。手からは感染しませんがウイルスが付着した手で目や鼻や口などの粘膜を触り、ウイルスを付着させることで感染に至ります。特に小さなお子さんはそういったことが理解できずウイルスと接触する機会は高くなると考えられます。
現在新型コロナウイルスについては治療法がないため、まだまだ感染拡大をしてしまうと医療機関や我々のような介護施設の脅威である事に変わりありません。私たち職員は元よりご家族様を含めた関係者が新しい生活様式を理解した感染対策をお願いします。
① 不要不急の3密は避ける。(行く先のリスクについては想定しておく)
② 外出先では手洗いや消毒をこまめにし、手指の清潔を保つ。
地域や場所によって数字上の感染リスクは多少違うかもしれませんが、あくまでも感染予防となるのは自分自身の行動・感染対策です。是非この機会に新しい生活様式とは何か家族で話し合う機会にしていただきたいと思います。