今回のブログリレーを担当いたします、特別養護老人ホーム藤花・荻川の佐藤謙治と申します。

藤花・荻川は荻川ほのぼの保育園と併設しており、入居者様と園児がふれあえる、とても素晴らしい環境に恵まれています。

開設当初から様々なイベントで入居者様と園児のふれあいを企画して参りましたが、今月から地域交流スペースで一緒に体操したり歌ったりする【ふれあい会】という新たなイベントも実施しております。

入居者様は園児とふれあった時、普段の生活の中では見られない本当に素敵な表情をされます。そんな表情を見て我々職員もとても感動しています。

その他に力を入れていることとして、藤花・荻川では入居者様一人ひとりの生活リズムに合わせたケアが出来る様、1日24時間の生活や意向・好みを把握できる「24時間シート」作成し、支援に役立てています。

これまで暮らしてきた環境や生活のスタイルを入居者様やご家族からヒアリングさせて頂いたり、お話しができない方でも日々の生活の中でのちょっとした仕草や表情などを観察することで、正確な24時間シートを作成し、その方の望む一日を提供させて頂けるよう努めています。

例えば自分が施設に入居するようになったことを考えたら、これまでの人生で培ってきたこだわりや、好み、生活リズムを変えられてしまうのはとても悲しいことです。

藤の木原福祉会の法人理念にある通り、これからも入居者様の気持ちに深く寄り添い、ご家族や、地域の方々、職員が共に支えあい、入居者様一人ひとりが「その人らしい」生活を送っていただけるよう精一杯努めて参りたいと思います。